2004年10月14日

メイド喫茶改訂版2

コスプレ。それは多少耳にしたことがあるものの、まだまだ馴染みのない言葉である。その言葉に帯びたイメージは、なんとなく、いやらしい。オタクっぽい・・・といったものではないだろうか。
 2002年8月13日(火)、TBSニュースの森で「コミケに熱狂48万人」と題された特集が放送された。35度にもなる会場に3日間で48万人が集まったのである。そして今年2004年も例外ではなく、全国各地でコミックマーケットやコスプレイベントが開催され、あまりの参加者の多さに会場を急遽増設するところもみられた。
またコミケでされる以外のコスプレ。例えばスッチ−、ナース、女子高生などのコスプレも存在する。風俗業界は不景気の中、いまだに巨大市場を持つ。コスプレしゃぶしゃぶ・焼肉なども年々増加している。更には、ラブホテルやプリクラを置くゲームセンターでは、制服が必須アイテムとなりつつある。
今、コスプレをする人たちは年々増え続け、その数は何万人というものである。この現象を、マイナーな目で見ていくことはもはや限界かもしれない。何万人もの人々を魅了するコスプレとは、一体なんなのか。そしてコスプレを通じてなにが見えてくるのか・・。
その答えを見つけるべく、私たちは出かけた。

   「勘違いが腹が立つ」
日本橋。最近は東京系列の大型家電量販店が都心に進出してきたせいか、電器の町としての活気はあまり感じられない。数年前に倒産した大型百貨店のビルが、その一等地にそびえたっており、シャッターの目立つ商店街に夕闇が訪れた。電気街をまたぐ国道1号線沿いに少し場違いな、風俗店を思わせる派手なネオンの立て看板が出ている。路地を入った先にその店はあった。
煌煌とした店内。コスプレ焼肉というネーミングからは想像できない予想以上の明るさに多少拍子抜けしつつ、店内に入ると奥の席にはすでに一組先客がいた。
「いらっしゃいませ〜」と、店の奥からけだるそうに声がした。黒のミニのメイド服に編みタイツというセクシーないでたち。彼女が最初にテーブルについてくれた、医療介護の専門学校に通うリカさん(仮名)である。ぽろぽろと、彼女は色々なものをこぼしていく。野菜に油に、箸からするっと落としてしまう。その度に、はにかむ笑顔がかわいらしい。セクシーな格好に似合わず、彼女の雰囲気はどこかほのぼの、おっとりしている。どうして、彼女はコスプレ焼肉で働いているのだろうか。
「やっぱり、時給がいいからかなぁ。1300円は大きいでしょ。家からも近いし。でも、明日でこのバイト辞めるんですよ」そう答えた彼女は少し残念そうに俯いた。
「実は、このバイトやってるの彼氏にばれちゃったんですよー。それで別れちゃって、ヨリ戻したいからやめようと思って」なるほど。しかし、なぜ彼氏に黙っていたのだろうか。「そりゃあ言えないですよ〜。彼氏どころか親にも言えない!別にやましいことするわけじゃないけど、やっぱりこんな格好だしね」そう言いながら、彼女は改めて自分の着ている服を見回した。短いスカートからは太ももがほとんどのぞいている。今日はメイド服だけれど、毎回違うのを着るのだろうか。「ほんとはいつも制服着てるんですよ。でも今日は気分転換てゆうか、友達と交換したんです。でもいつも着る服は大体決まってて、そんなに色々着たりしない。お客さんの要望があったら着替えるけど」
あとからテーブルについたアヤさん(仮名)も、「そうそう。着るのはいつも露出が少なめのやつを選んでる。毎回変えるのとか面倒くさいしね」と、相槌を打った。しかし、コスプレ焼肉で働くということは、少なからず、客に性を提供することになるだろう。
 「たまに勘違いして触ってくる人とかいるけど、そういう人が一番腹たつ。あと、やたらじろじろ見てきたりとか。ほんとキモい」アヤさんは憤慨して机を叩いた。隣のリカさんも、うんうんとうなずいている。彼女たちはそう言いながらも、一番いやな客はと尋ねると「自分らだけで話をしてて、私に無関心な人。だって私いらんやん?ってなるし」
話を聞いていると彼女たちの言うことは、どこか矛盾している。“コスプレ焼肉”には、男性がいやらしさを含む性的なものを求めて来ているということを十分理解しつつも、性的な目で自分のことを見られるのは嫌がっているのだ。「お客さんが“コスプレをしている女の子”を見にくるのはわかってる。だから見るだけにしてほしい。携帯を聞いたり必要以上のことをされるのはうざい」といって二人揃って顔をしかめる。

   「いやらしいのは制服だけ」
 さらに、彼女達は男性客への不満を口にするとき、二言目にはいつも、「ここはキャバクラと違うんだから」という。どう違うのかと尋ねると、「キャバクラは女の子がそれこそ男の望むままに、演じたりしなきゃいけない。それに自分を売ってる感じがする」。
そう、彼女らにとってこの場所はあくまで焼肉屋なのである。
 つまり、彼女らにとってキャバクラは女性が”性”を売る空間。逆に”コスプレ焼肉”は、“コスプレ”が”性”を背負い、自分たち自身は“性”を売っていない空間なのである。やはり”性”を売ることはそんなに簡単なことではない。少なからず抵抗があるのだ。だからこそ”コスプレ”や“コスプレ焼肉"という空間によって、"性"の認識を変える。
 彼女たちは見た目こそメイドやポリス、女子高生であるものの中身は普通の18歳の女の子だ。あけっぴろげな話し方。豪快に笑い、ツッコミも入れる。そこにはいやらしさは見受けられない。むしろいやらしく見られないように努めているのかもしれない。「いやらしいのは制服だけ」そう言いたげだった。
 帰り際、リカさんが「また、来てねー」と違うテーブルから立って声をかけてきた。明日辞めるんじゃなかった?と聞くと、あそうだったと舌を出した。そう言って座り直すリカさんの短いスカートが妙に自然な気がした。



ほとんど変えてないけど、一応三箇所ほど付け加えたので載せました。“性”という言葉の問題だけど、そのまま“いやらしさ”という言葉に直したら、どうしてもしっくりこなくて違和感が残る。だから最初は思い切ってそのままでいくのも手やと思う。最初の“性”って言葉が出てくるとこに「いやらしさを含む」って付け加えてん。これであとから出てくる“性”って言葉も大体そういうニュアンスでとってもらえたらと思ってんけど・・。
posted by なおみ at 00:39| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんかこうやって読んだら「いやらしさを含む」って言葉ないほうがいいかな?〜含むって、あとは何があるん?って感じやし、そのまま「性」て書いたほうがいいかもなぁ。。自分で書いてつっこむけど、どー思う?
Posted by なおみ at 2004年10月14日 00:52
俺も思った!いらんと思ふ(笑)性でいきまひょ
Posted by かずき at 2004年10月14日 01:15
やっぱり?笑 なしでいこう!!ということなんでまなみちゃん、なしでお願いしますm(--)m二箇所の訂正部分は入れといてなー。
Posted by なおみ at 2004年10月14日 01:30
性のままでとうしたらいいってことよね?そうしておきます。
Posted by まなみ at 2004年10月14日 02:11
なおみちゃーん、久しぶりです☆てゆっても一回しか会った事ないけど(笑)なおみちゃんも化粧品業界興味あるって聞いて、かんきのリンクからお邪魔させてもらいましたぁ^^ LOREALのnet game、私去年からしたかって、でも時期的に無理やからあきらめててんか、最近討論の場面になると私はマーケティングとか向いてないんちゃうかと思う事もあって;あれ大変そうやけど、なおみちゃんなら何かうまくやってそうやし、かんきとチーム組んで参加してみてやぁ♪♪
全然ゼミと関係ない話でごめんなぁ><人の就活見てあせってる愛より☆
Posted by ai at 2004年10月14日 09:20
メイド喫茶のこと少し調べてみました。
 メイド喫茶は飲み物と軽食を出す普通の喫茶店で唯一の違いは、ウエイトレスがメイドさんの扮装をしているということ。メイドさんはレースのフリルがついた衣装に、同じくレースの髪飾りを付けているのが一般的だ。 もともとコスプレ喫茶から始まっているのだが、決して風俗産業ではない。お客さんは、メイドさんに触れてもいけないし、覗いてもいけない。写真撮影も通常は禁止されていることが多い。
 メイド喫茶が秋葉原に誕生したのは2001年3月のことだった。コスプレ喫茶だった「Cafe de COSPA」が閉店し、店舗のリニューアルとともに、ウエイトレスさんのコスチュームがメイド服に統一されて、「Cure Maid Cafe」(キュアメイドカフェ)がオープンしたのが最初だったとされている。「秋葉原にはゆっくり落ち着いて食事できるところがないよね〜」ってのがことのはじまりで、何でメイドの格好なのかっていうと秋葉原で人気があったのがメイドさんだったからなんだって。(akibatv.comによると)

 でもメイド喫茶は秋葉原が発祥の地といっていいのかもしれないけど「来店時のあいさつ」は名古屋が発祥の地みたい。「Cure Maid Caf&eacute;」が開店して1年半後に名古屋に「M´s Melody」がオープンしてここで来店時のあいさつやポイントカードの特典などを取り入れて、このやり方が首都圏でうけて後発店にみられるようになったみたい。いまでも「Cure Maid Caf&eacute;」では来店時のあいさつはないって。
 店に入ったときに「いらっしゃいませ」の代わりにメイドさんが「お帰りなさいませ。ご主人様」と迎えてくれて、帰りには「ありがとうございます」の代わりに「いってらっしゃいませ」と送り出してくれる。なぜ、そうなるのかと言えば、メイド喫茶のお客さんは、お客さんとして来るのではなく、あくまでもご主人様だからだ。お客はご主人様として振る舞わなければならないし、メイドさんはあくまでも自分のご主人様として扱う。そうした一種のロール・プレーイング・ゲームが行われている。写真撮影を原則禁止している店が多いのも、ロール・プレーイングの邪魔になるというのが、一つの理由だろう。 別のメイド喫茶の話だけどそこではお店に入る前に「当店ではお客様をご主人様、だんな様、おにいちゃんなどでお呼びしておりますが何がよろしいですか?」って聞かれるみたい。
 人間には「別の人生を体験してみたい」という欲望があって、メイド喫茶も最初のうちは、なんとなく居心地が悪いけど、すぐに病みつきになる。メイド喫茶の最大の魅力は、このロールプレーそのものなんじゃないかな。ただ、いくらロールプレーが楽しいと言っても、同じ設定ばかりだと飽きてしまうので、最近では様々なバリエーションが登場して、秋葉原にある「ラム」というメイド喫茶では、週替わりで特別のコスプレを披露しているんだって。例えばチアリーダーのコスプレの日があって、この時の来店時のあいさつはなんと「ようこそ。先輩!」 このときにはどんなお客さんが来るんだろうって思ったけど・・。メイド喫茶のシステムってなんかディズニーランドと似てるよね☆
メイド喫茶を楽しむ方法はホットティーを頼むこと!
メイド喫茶では、アイスコーヒーやジュースを頼んではいけない。頼むのはホットティー。アイスコーヒーやジュースだとメイドさんは注文のグラスをテーブルに置いて、それで終わりになってしまうが、ホットティーを頼めば、メイドさんがポットからカップに紅茶を注いでくれる。そうすれば、よりメイドさんとご主人様の関係が楽しめるでしょ。それかフードメニューをいっぱい頼むとか。ある人の書き込みみたんやけどその人はえらい注文してたわ。
 メイド喫茶の原点は、コスプレ。すなわちコスチューム・プレイだから。

なんかいろんなメイド喫茶のホームページみたり書き込みみたりして書いてみました。内容はバンバンとんでるしごちゃごちゃで読むの大変だったと思うけど・・ごめん。10月16日にまた日本橋にCCOカフェっていうメイド喫茶がオープンしたみたいよ。
Posted by まなみ at 2004年11月04日 17:38
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